【STA22】スキーターン解析プログラム解説<8か月かかった>

信州MKERSで開発しているターンアナライザの機能をまとめたプログラム開発しました。
測定データは2021年4月にARAIスキー場で測定したものです。
RTKシステムが激しい動きで不安定になる現象があるので一部箇所でデータ異常値になってます。
その場合もどうこがおかしいか表示してくれるので、判断しやすくなってます。

機能解説

スキー滑走直後にタブレットでターンの結果を表示して、自分の滑りを数値で理解できます。
①時系列グラフ
でその瞬間の速度、進行角、スリップ角がみえるので滑りの状態が把握できます。
連続ターンがきれいにそろっていれば波形全体もそろった形状になりますので、見た感じで自分のターン全体の出来が評価できます。上手な人ならどうなるか一度データをとってみたいです。

②ターンアニメーション
0.125秒ごとの左右板の位置と姿勢をアニメーションで表示します。ニュートラル点に大きな〇を打って切り替え動作の瞬間を表示してます。ターンの開始と終了位置として定義してます。1つのターン内で発生するデータを数十個のデータセットとして記録してあります。その中から、ここで表示している数値は、ターンのR・アスペクト比・平均速度・最大スリップ角(ずれ)、斜度の5つです。左右の板で若干の差がありますが谷足がメインになります。私の場合は、ずれずれターンしかできないので最大スリップ角が小さいターン、アスペクト比が高いターンをめざしてます。

●以後の開発予定
STA22では、スキーの軌跡ばかりでなく、スキーのたわみRと傾きもセンシングする予定です。
それらも同時に表示することで、自分のスキーターンの客観的な理解ができるので、上達のアドバイスとなります。

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)